Cabreoは鈴鹿サーキットで開催されたソーラーカーレース鈴鹿2019年に出場し、レース中のクラッシュにより残念ながらリタイアという結果に終わってしまいました。
本年はチャレンジクラスの中でも、新カテゴリーのレギュレーションに準拠した車両への改造を施し、バッテリー搭載量をPbバッテリーで120kgまで増加させてレースに挑みました。
従来のバッテリー搭載位置では搭載箇所が不足したため、重量バランス調整も兼ねて車体前端にバッテリーを追加しました。
車検も無事にクリアすることができ、ゼッケン番号 #31をいただきました。
レーススタートから2時間ほど経過したころ、デグナーの2つ目で他車がスピンしてトラック上に停止、直後にコーナーへ進入したCabreoのマシンが回避できずに追突、両チームの車両ともに大破となり、Cabreoはリタイアでレースを終える結果となりました。
ドライバーはすぐにメディカルセンターで診断を受け、意識がはっきりしていて自分で歩くことが可能な状態でしたがが、大事をとって病院を受診することになりました。
ソーラーカーといえどレースは常に危険と隣り合わせ、日ごろから正しい知識に基づいて手抜きのない車体製作が安全なレース参加のために必須であることを再認識させられる結果となりました。
レースに向けてご協力いただきました、スポンサーのみなさま、和歌山大学のみなさま、工房ご近所のみなさまには大変お世話になりました。
今回チームを応援していただいたみなさまにはよい結果を報告できませんでしたが、引き続き邁進してまいりますので、変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
(2024年2月28日 投稿)